中学受験には、モチベーションの維持がひとつのポイントになってきます。 11〜12歳の子に、常に勉強への「やる気」を持たせることは難しいことです。( 大人もですが ) そこで、 「モチベーションを上げる」 というより 「モチベーションを下げない」 ことが…
「夏休み中の補習に招ばれた。」 「 …だろうね。」 お盆時期を除き夏休みの間、週に一度4時間行われる補習に出席するよう声がかかりました。まぁ、そうでしょうね。あの成績なら。むしろラッキーかもしれません。グレーゾーンにいるのなら、いっそみっちりや…
先日最終回を迎えた 「ドラゴン桜」 をご覧になった方も多いと思います。ドラマとはいえ、受験者全員が東大に合格はありえません。合格に至らなかった子もいました。それでも、それぞれの生徒にストーリーがあり、どの子の未来も明るく感じ、勇気と希望をも…
以前、 「趣味は、子どもの受験。」 と言っていたお母さんがいました。 確かにそうかもしれません。高額を支払い、時間的に拘束されてもそれらのことをいとわない。むしろ分析などして楽しんだり、日頃は行かない地域( 模試、説明会など )へ出かけ、ワクワク…
学校説明会へ出席すると、そこの卒業生が登場してお話ししてくれることがあります。マイクを持って、話してくれるのは、「本校○○年度卒業、東京大学○年在学中の○○さん」や「本校○○年度卒業、○○大学卒業後現在は ○○省にお勤めの○○さん」。 ……。 毎回気持ちが…
先日職場で 「アンガーマネジメント」 という講習を受けました。アンガーマネジメント( anger management )とは、 怒りや苛立ちといった感情を適切に管理、 コントロールすることだそうです。怒りは感情表現のひとつなので、 抑える必要はありません。大切…
中学受験に挑もうとしている子達は、既に小学校での成績が比較的良い子達だと思われます。その子達が2〜3年間、かたちは様々ながら目標に向かって勉強するのです。受験をしない子達に比べたら、膨大な「学習の財産」が得られます。 それを元手に中学以降は、…
なんとなく親としては、気忙しくなり始める頃でしょうか。 それに引き換え子どもは、 まだまだのんびりモードでハラハラしてしまいます。 この時期はあえて復習に力を入れるのはどうでしょう。 先日放送されたテレビドラマ「ドラゴン桜」では、東大受験を目…
知り合いの娘さんの話です。 この2月に中学受験を経験しました。 5年生の頃から受験勉強をスタートさせ、私立の某有名女子校志望でした。当日( 2月1日 )を迎え、その夜の発表では無事合格をもらいました。 ですが、 試験終了直後から何やら様子が変だったそ…
規制が入る前の土曜日、散歩をしていると母親と子どもの2人組みが、何やら大勢歩いているのを見かけました。もしやと思い調べたら、その近くにある私立中高一貫校の説明会でした。公立一貫校の併願校としてもお馴染みの学校です。「早っ。」 とは思いました…
少し前ですが、校内で「保護者会」がありました。 「入学説明会」以来1年1ヶ月ぶり、在校生の親としては初めて校門をくぐりました。 教室内ではぐるりと円になり座ります。 出席率は9割ほど。担任に会うのも、クラスメイトの保護者に会うのも初めてです。そ…
よく言われていることですが、一貫校のデメリットのひとつに「なかだるみ」があります。 娘は….すでにその最中です。受検時の勉強の習慣はすっかり消えてしまいました。今般の状況もあるでしょう。 それにしても、目に余るものがあります。もともとギリで入…
もうすぐ桜の時期ですね。 今年に入ってから、私的にナンバーワンのCMがあります。 以前のブログでも少し触れましたが、 カロリーメイトのCMです。 CMでは大学受験を設定にしていますが、 今年中学受験をされたお子さんの保護者の方々にも、共感してもらえる…
先日、娘の学校で新入生への入学説明会があったようです。 あれから、1年経ったということです。 私としては、娘が中学生になり早1年になる実感がありません。 なぜなら、私はあの1年前の説明会以来学校へ行ったことがないからです… ちょっと寂しいです。 入…
受験では、「合格・不合格」という結果に一喜一憂します。 ですが、合格したら必ずその子は幸せになるのかというと、それはまた別の話しのようです。 滑り止め校に入学しても、学生生活を存分に楽しみ、成績もトップクラスをキープし続け、指定校推薦で一流…
だいぶ前のことですが、娘に 「宗教って結局は何?」 と聞かれたことがありました。 「う〜ん。そうねぇ〜。」 無宗教の家に育ち、幼稚園から大学まで 一度も宗教系の学校へは行ったことがない私にとって、難しい質問でした。 海外の人とは 「宗教と政治の話…
ふと気がつくと、発表の日のことを考えていることでしょう。 その日が来なければ、なかなか次のことが始められませんね。 ここはひとつ「受験断捨離」をしてみてはいかがでしょうか。 受験で使用したテキスト、プリント、問題集を全て捨ててしまうのです。 …
まずはお疲れ様でした。 子どもからの言葉や態度で一喜一憂してしまいそうですが、とりあえず一息入れましょう。 結果は別として、長距離を走り抜いたような清々しさを感じているかもしれません。 そして一息入れたら、つぎの作業です。 不合格だった時のシ…
試験終了後、待ち合わせた校門前で 最初にかけた言葉は 「何食べたい?」でした。 「どうだった?」と、 聞きたい気持ちは、ぐっと堪えました。 まぁ、よく出来たにしろ、ダメにしろ もう済んだことです。 そして、聞いたところで その答えから合否が明らか…
あの角を曲がったら、伴走者の役目は終わりです。 今年は、沿道で旗を振って応援してくれ人達はいないけど、きっと心の中でエールを送ってくれているはずです。 よくここまで来たね。 逃げなかったね。 えらかったよ。 さあ、行きなさい。あとは自分の力だけ…
ここまできたら合格したい。 なんとしてでも合格したい。 最下位で構わない、この先の運を全て使ってもいいから合格したい。 本気でそう願っていました。 でも、現実は神頼みで合格できるほど甘いものではありません。 娘は、本番の1週間前にいきなりエンジ…
本番まで、あとわずかですね。 「もうすぐ終わる」という喜びと、 「まだ本番に臨めるほど、学力が達していない」という焦りと、 「何をしたらよいのか」という不安と、 「ダメだった時は…」という動揺と。 昨年の今頃は、多くの感情でぐちゃぐちゃになり、…
昨年中学受験を経験した娘は、今や思春期に入り反抗期真っ只中です。たった1年しか経っていませんが、去年の今頃が今の反抗状態だったらと思うと、ゾッとしてしまいます。(汗) 合格直後もそうでしたが、この1年言い続けていたことがありました。 「ホント、…
本番がもう目の前です。今年は例年とは違うので、なおさら不安ですね。合格させるために必要なことは、 「自信を持たせること」。 そのため、この時期は新しい問題にチャレンジすることは控えましょう。 具体的には、 「初めて見るタイプの問題」には取り組…
昨年のこの時期は、不思議な感覚がありました。本番が早く来て、全て終わってほしいという気持ちと、このまま今の状態が続いてほしいという気持ちが交差していたのです。少し前の「不安だらけ」の時期は過ぎて「まな板の上の…」の心境に入っていたのでしょう…
「いつまで受検の話ししてるの?」 あんなに大変だったのに、すでに半年以上経った公立一貫校の受検は、娘にとって遥か前の出来事のようです。 入学式もないまま、会ったことがないクラスメイトとのリモート授業から始まりましたが、今ではすっかりこの学校…
塾や講習、模試から帰って来た時はいつも、「楽しかった?」と聞いていました。 返事はいつも、「ふつうー」「べつに」なのですが、本命の検査後に言った言葉は、「すっごく楽しかった!」と初めて聞く返事だったので、期待してしまいます。 合格発表の日、…
公立一貫校受検の数週間前ごろから、各塾からの案内が届き始めます。 ダメだった時を想定した (失礼な!) 都立高受験のための講座や、 ( 驚きの ) 中学1年からの大学受験講座などです。 この商魂たくましさには、イラっとさせられましたが、逆に利用しようと…
当日は、校門前に塾の先生達が並びます。在籍塾生を激励するのが中学受験の「風物詩」で、この時期テレビのニュースでもよく見かける光景です。 子ども達は、胸に自分が通っている塾の缶バッチを付け「気迫」「やる気」共に充分です。中には、「日の丸ハチマ…
結論から言えば、「その子による」「その子次第」です。 季節柄インフルエンザ、 更に今年は別の感染も気になるし、 1〜2週間休むことは、ありだと思います。 ただし、もともと勉強の進みが安定していてペースを崩したくない子、学校が好きで通っていれば落…