恐怖の受験報告書
知人の話です。
その人は子供の頃から好奇心がとても強く気になると、とことん調べなくては気がすまず、まわりの大人にも「なぜ?」を常に連発しては、うっとうしがられていたそうです。
そんな彼を小学校担任の先生はどうも良く思っていなかったようで、教室内でも露骨に嫌がらせ的な行為もあったようです。時代(昭和)や地域(九州のかた田舎)、高齢の男の教師(頑固系)だったことも影響があったのかもしれません。それとも単にウマが合わなかったというところでしょうか。
そんな彼も中学受験の時期になり、担任に報告書の作成をお願いしました。
元々、ご両親は担任の我が子に対する態度に疑問を持っていたようで、報告書を持ってきた時息子に開けてみるように言ったそうです。
子供ながらに躊躇したそうですが、
「何かあれば、子供が間違えて開けてしまったって言うから。」
と言う父の言葉に開けたそうです。
内容は……
白紙。
その後、父は血相を変え学校へ怒鳴り込みにいったのは言うまでもありません。
その少年は、その後どうなったでしょうか。
中学は通学圏内の私立中学に進み、高校は再度受験し「鹿児島ラサール」へ。
そして東京大学から今は某中央省庁の幹部候補です。
昔はそんな事もあったというお話しでした。
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