10月からでも間に合う子の話 (もう1つ、そして我が家のこと)
昨日の続きを1つ。
実は身近に、もうひとりいます。
親戚の子です。
地方の私立中で、そこの学力のレベルを知らないので少し状況は違いますが、やはり6年生の10月に受験したいと言い出しました。
彼の目的は、サッカーでした。
サッカーファンでなくても、その名を知られている学校です。
入部したところで、2軍 (?) に100人以上いるそうです。彼の頭にはレギュラーになることなどなく、ただそのチームに入りたい一心でした。
受験の神様は、微笑んでくれました。
やはりその学校へ入学することへの熱意が大切です。
それがあれば、「運」と「縁」は来てくれるかもしれません。
我が家の場合、昨年の9月には、まだ志望校が絞り切れていませんでした。考えれば考えるほど、分からなくなってしまうのです。
親としては2校とも魅力的な学校なので、どちらでもよく、この頃はむしろ「倍率」のことばかり気にしていました。
娘の学年は、その前の年より都内での新生児が2000人ほど多かったので、
「受験生はそれに比例し増えているはず」
と、気を揉んでいました。
両校とも数回づつ訪問していましたが、「今回の学祭を見て最終的に決めよう。」と、話していました。
ひとつの学校は、訪問のたびなぜか雨が降りました。びちょびちょの状態で校内を回ります。
気持ちは天候に左右されるものです。
「ここじゃないかもしれない。」
娘は、ポツリと言いました。
志望校を決めた後、娘に決定の理由を聞くと、
「 生徒がみんな楽しそうにしてたから。」
娘がそう感じたなら、それは立派に志望動機だと思いました。
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