模試は必要なのか
模試はほとんど受けませんでした。
まず、合格判定があてにならないと感じていました。
A判定ばかりだった子でも、結果は不合格だったり、その逆という話はよく聞きます。
問題自体や会場の雰囲気など、「本番の練習」になると言われますが、まったくベツモノです。
学習の進み具合の目安にはなりますが、その程度です。
あくまでも
「模擬試験」
ですので、一喜一憂する必要はありません。
塾の授業内で行われていた模試では、志望校は軒並みC,Dランクでした。
合格可能性50%が出た時は、娘は大喜びしていました。
「合格できるかも! 2分の1の確率でしょ!?」
絶句です。
こんな数字で喜ぶ人を初めて見ました…。
絶望感。
この状態では、模試を受け続けたところで結果は見えています。無駄だと思いました。
その時間や費用で出来ることは、他にもあるはず。
塾からは、頻繁に「模試受けてください。」の電話がかかってきていました。
うんざりです。
途中からは、これはデータが欲しいだけなのではないか、と推測しました。
「学校別模試」なら、わずかな確率ながら、類似問題が本番で出るのかもしれません。
娘に受検終了後に、聞いてみたら、
「(模試に出た問題に)かすりもしなかった。」
と、言っていましたが…。
娘の塾友に、都立中専門塾の学校別模試で1番を取った子がいました。
本番前に、周囲が
「全力投球」とか、
「絶対合格」とか言っている中で、
その子は、
「首位合格」
と言っていました。
首位かどうかはわかりませんが、見事合格でした。
「模試」どおりの結果です。
例外です。
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