学園祭いろいろ
学園祭は受験生にはその学校をよりよく知ることができるチャンスです。
志望校もそれ以外も、数をこなす勢いで出かけてみてください。
いろいろな発見や合格へのヒントが見つかります。
娘の受験期、学園祭へ行ったときに必ずやっていたことは、
「その学校の生徒さんに話しかけること」
あまり鬼気迫った表情で話しかけると、驚かれてしまうのでぜひ自然体で。
「学校は楽しいですか?」
あたりの質問から始めてはいかがでしょう。
一人二人の生徒で全体がわかるわけではありませんが、その学校のカラーのようなものを感じる時がありました。
娘も今回の自校の学園祭時、何人かの保護者の方から話しかけられたそうです。
今回は娘が入学して初めて外部の方を入れての学園祭になりました。
廊下で担任の先生を見かけたので、コロナ前のものと比べての感想を伺うと、
「みんな優等生ですね。その分情熱がない。」
とのこと。
そうですか、それは残念です。
この2〜3年は皆おとなしくしていたので、そうなってしまったのでしょうか。
中高生らしく、こういう時は少しは「はっちゃけ」てもらいたいものですが。
他校の学園祭と言えば、娘は英語が苦手なので学習のちょっとしたきっかけになればと思い、インターナショナルスクールの学園祭(バザー)に行ってみました。
日本の学校にはない雰囲気を楽しめます。
しかし、当初の思惑は「空振り」に。相変わらず英語には興味をもちません。
ここでも残念ながら「情熱」はありませんでした。
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ココチヨキモノ
しょうもない話ですみません。
先日テレビを観ていたら、水泳の池江理沙子さんが「はまっているもの」として「スライム」をあげていました。
凡人には計り知れない、トップアスリートには相当のプレッシャーが日々あるものでしょう。
「そうそう」と、この凡人も思わず納得。
私は過去2回コレにはまったものです。
1回目は出産後半年間ぐらい。
社会に出てからは、効率よく成果を上げることが目的で、それによって自分の達成感に繋がっていたものですが、育児は真逆のものでした。
そんなことにストレスを感じていたのでしょう。
スライムをいじっているとなんとなく落ち着いたものです。
また、美味しそうで涼しげな色合いにも惹かれました。
2回目のブームは、娘の受験期でした。
頑張ったところで縁にはつながらないのではないかとモヤモヤがおさまらない時は、感触を確かめていたものです。
なぜか落ち着きました。
秋に入ると少しずつ受験の実感と焦りがわいてきます。
よろしければ、スライムで気持ちを落ち着かせてください。
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百聞は一見に 3
最後は身近な場所をご紹介します。
お住まいの地区内にも経験値を上げるものがあるものです。
図書館や地域センター、資料館などもよく利用していました。
区の文化施設では、小学生用の科学教室に月に一度通っていました。
実験を中心に学校ではやらないことも多く体験できます。
印象的だったのは「ブタの目の解剖」。
怖がるかと思いきや淡々とそして真剣に取り組んでいました。
この施設内では、他にプログラミング、陶芸教室などにも参加しました。
図書館でもイベントをやっています。
ここで楽しそうにしていたのは、「1日図書館員」の体験。( 実際は2時間程度ですが )
図書館をより一層身近に感じられた様子でした。
近所の公共施設はぜひ使い倒す勢いで。
ちなみに近所の公園にもよく行きました。
散歩の途中にやることは、
「四つ葉のクローバー探し」。
実は私得意なんです。
集中力鍛えられます。( ? )
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百聞は一見に 2
夏休みが始まりましたね。
遠くへ行ったり、お金をかけなくても普段はできない経験が夏休み中は出来ます。
夏期講習がない日は、外出対策をしながら出かけてみてはどうでしょう。
大手企業では、工場見学や企業内での見学コースを設けているところが多くあります。
興味のある企業( 製品 )をぜひ調べてみてください。
娘が小学生の頃は、よく工場見学へ行ってました。
調味料系(ソース、醤油、うま味調味料)、飲料系(ビール、日本酒、乳酸菌飲料、コーラ、ウイスキー)、ヨーグルト、かまぼこ、お菓子類などなど。
見学後はスーパーなどでその工場の製品を見つけると、製造工程を思い出したりして親しみが湧いてきます。
航空会社の機体工場見学もオススメです。
乗り物にあまり興味がない女の子でも、目の前で巨大な機体を見たら興奮間違いなし。さらなる夢が広がるかもしれません。
また、大手物流会社の物流施設もオススメです。テーマパークの様な楽しさでした。
今は、いくつか専用のサイトがあるようなので選びやすいですね。
ただ、土日祝日が休業(工場なのでしょうがないけど)のところが多いのでご注意を。予約は必須です。
また、今年は3年振りに
「こども霞が関見学デー」が開催されるようです。
詳細は各省庁のホームページでお調べいただきたいのですが、娘が小学生時気に入っていたのは
「農林水産省」と「文部科学省」でした。
体験あり、お土産ありと盛りだくさんの催しでした。
自由研究や受験勉強にも役立つかもしれません。
旅行など時間やお金がかかるものばかりではなく、近場でも十分に経験値がのばせます。
世間はこんな状態ですが、受験生にも心に残る夏休みになりますように。
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百聞は一見に
夏が目の前ですね。
個人的意見ですが、夏には公立中高一貫校受検生は旅行やイベントなどに出かけるべきだと思います。
公立一貫校の受検においては、経験値がものをいう問題(作文)が多いです。
塾の作文指導で、「いりたまご」というのがあります。
それぞれの頭文字を取ったもの。
「意見」
「理由」
「体験」
「まとめ」
「誤字、脱字のチェック」
「体験」は、実際にあったことではなく、「想像」でもよいと教えられたようです。
ただ、その「想像」というのがクセモノ。
娘は、体験したことがないことを想像する力に欠けていました。
とにかくなんでも体感させなくてはと、日頃から考えていたものです。
「火傷しそうな熱い砂の上を歩く感覚」
「夕立ちが起こりそうな時の空の音、空気の匂い、風の感触」
「茜色(オレンジ色ではない)に染まる空」
など、大人には聞いてすぐに思い浮かぶ情景(五感に関すること)ですが、子どもたちはわかりません。
単にその状況を経験したことがないから。
( 特に都会育ちの子 )
そんなことを今12歳がやるの?と思いますが、コレが意外と経験したことがない子が多く、驚きます。
夏は受検に活かす経験値を伸ばす最高のチャンスです。
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親力
受験は本人がするものですが、中学受験に関しては保護者の「親力」もある程度必要になるようです。
娘の受験時、勉強のサポートはほとんどしませんでした。
と言うか、できませんでした。
(能力的、時間的に)
ですが「親力発揮」は勉強のサポート以外でもできます。
当時心掛けていたのは、精神的に落ち着き穏やかに見えるように毎日を過ごすことでした。
私は外見的には落ち着いて見えるようですが、実は小心者でいつもびくついているところがありました。
でも、娘にそれが伝わってしまうと不安にさせてしまうと感じていたのです。
まずは親がドーンと構える事です。
ママ達の集団に入っていくことも、本来苦手な方ですが、ここでコミュニケーション力を鍛えることは、情報収集力に結びつきます。
受験に有利な情報だと思えば、誰にで も話しかけていました。(ちょっと不気味)
子どもの受験時「親力」を高めることは大切でもあり、必要です。
先日、YouTubeチャンネル「ケイティ の公立中高一貫校【適性検査】攻略講座」が更新されていました。
受験生の保護者からの質問に、小気味よく答えていらっしゃいましたが、あの頃の心境がよみがえり、冷や汗が出る思いで動画を見ました。
特に第2部のほうでは、( 今回は2部構成です )「親力」が必要な話しでした。コレは私にはできなかった勉強編「親力」でレベル高めのものです。
しかしながら、今後受験の子どもを持つ保護者の方には、お勧めです。
子どもの努力と一緒に保護者もぜひ「親力」を高めてください。
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公立一貫校の役員決め
新学期最初の保護者会で憂鬱なものと言えば「役員決め」ですね。
娘が小学生の頃は毎年コレを決める時期が苦手でした。
でも、やってもいいと思う係を計画的に引き受けたり、時期(学年)を選んで参加したりしてなんとか乗り切りました。
低学年の頃は学級代表とPTAの副会長。
学校内の雰囲気や方針、その学校からの進学先、周辺の塾情報などを活動を通して知ることが出来き有意義でした。
5年生時にもPTA役員をやりました。
コレは6年生になった年に順番が回ってこないよう、その前の年に早々に引き受けたものです。
低学年の頃から受験を意識していたので、有利になると思いそれらを引き受けました。
実際、PTA役員のお子さんたちは受験率、合格率とも高いです。親自身が教育に熱心なこと、先生方と接する機会が多く印象が良くなる、親のネットワークから身近な(地元の)受験情報が入りやすい、などの理由があると思います。
娘が小学生の頃、先輩ママ達から
「公立中高一貫校の役員決めは楽だよ。」
と聞いていたものです。
それは、本当でした。
昨今の状況下でしたので、入学前に役員伺いのメールが来ただけでしたが、一度も学校へ行かないまま入学後には全ての役員や係りが決まっていたのです。全て立候補です。
驚き。
2年生時も、事前にアンケートが届いただけですが、その後担任からこんなメールが届きました。
「本年度の役員は全て決まっておりますので、保護者会には安心してご出席下さい。」
すごい。
今年度はさすがに全て決まっていたわけではありませんでしたが、比較的すんなり決まりました。
皆さん素晴らしいです。
さて、来年あたりは逃げてばかりいないで、そろそろ手を上げてみましょうか。
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