①「 適性検査型受検 」楽しいかどうかが問題
受験の時期、娘によく聞いていたことがありました。
「楽しい?」
受験生にこの質問をして、
「うん、楽しい。」
と、答える子は稀でしょう。
娘の答えはいつも、
「別に。」か
「ふつうー。」でした。
受験は「おもしろおかしい」ものではないですが、目標を持って進んでいれば、「やりがい」や「手ごたえ」を「楽しい」と感じてくれるはずだと思っていました。
夏季講習などのバタバタが終わり、学校も始まり、少しずつ秋が深くなっていくこの時期、立ち止まってしまう子もいるようです。
いつもの会話の中、
「あれ?」
と感じたら、このままゴールまで走れるか、確認することも必要かもしれません。
「いやならやめてもいいよ。」
受験勉強が本当に辛く、そこまでして入学する意味を感じられないほど心が折れ、もう前を向けない。
そして、自分で納得し、今まで頑張った自分を褒められるのであれば、やめるのもありです。
その前に、親の方がその時のための心の準備が必要です。
この時期、親の方も心が不安定になります。
状況によっては親のほうが「やめる勇気を持つ心の準備」が必要かもしれません。
娘は、
「受験をやめたい。」
とは、一度も言いませんでした。
不安定な心境が続いたのは、私でした。
つづく…。
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